最低限の食材で2品も作れちゃう【煮物&高野豆腐と小松菜のカリじゅわ炒め】
今週は、来たるべき大型連休中の帰省を見据えて、買い物に行かずに生鮮食材の消費に明け暮れていました。
その結果、我が家の冷蔵庫は、木曜夜にしてほぼからっぽの状態に!
計画通りとはいえ、肉も魚もないこの状態で、今日の3食をまかなわなければならない・・・
さぁこんな時こそ、高野豆腐さんに相談しましょう!!
というわけで、食材が乏しい日のための高野豆腐レシピを紹介します。
品数を増やすために、煮物のリメイクで合計2品作ってみます。
高野豆腐の煮物で使える時短テクニックも登場するので要チェックです。
「煮物」からの「高野豆腐と小松菜のカリじゅわ炒め」
材料
- 高野豆腐 全形のもの4〜5枚 粉末だし付きを推奨
- 小松菜 1袋
- 鶏ガラスープ 小さじ2
- みりん 小さじ2
- 酒(省略可)小さじ3
- 塩・油・片栗粉 適量
(A.高野豆腐の煮物)
- 粉末だし添付の場合:表示通りに作っただし汁に、高野豆腐をカチカチのまま投入する。だしから作る場合:水500ccにみりん・砂糖を各大さじ2、醤油小さじ2、塩小さじ1/2を入れてだし汁を作る。以降の作り方は同様。
- 汁気がほとんどなくなるまで煮れば完成。
(B.高野豆腐と小松菜のカリじゅわ炒め)
- 完成した(A)から高野豆腐を3枚ほど取り出す。やけどに注意しながら適当な大きさに切り分ける(推奨は一口サイズ)。
- 片栗粉をまぶす。高野豆腐から汁が出るが、気にせず豪快かつ適当に。
- 油を熱したフライパンで高野豆腐を焼く。焼き色をつけるため3分ほど放置するので、この間に小松菜を洗って切っておく。
- 高野豆腐の表面がきつね色になったら、小松菜を入れて炒める。
- 鶏ガラスープとみりん、酒を入れ、塩で味を整えればできあがり。
甘めのダシを吸った高野豆腐が、鶏ガラスープの塩気と絶妙にマッチしてくせになるおいしさです。衣をまとった高野豆腐の「外側カリッで中からじゅんわり」がたまりません。2歳児も高野豆腐だけパクパク食べ続けました。これは合格ですね!
美味しく作るコツ
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重曹または炭酸水素ナトリウム使用の高野豆腐で作る
このレシピのこだわりポイントは、高野豆腐の食感です。
しゃきしゃきの小松菜との相性を考えると、少し歯ごたえを感じるくらいの硬さが美味しさの秘訣だと思っています。炭酸カリウム使用の豆腐はとろける食感になってしまうので、適しません。
煮汁はぜひとも甘めの味付けで
「高野豆腐の煮物はあの甘さが苦手」という人もいるかもしれませんが、この炒め物は甘さが重要。一度食べれば、きっと納得してもらえるはずです。
高野豆腐の煮物を作る時の時短テクニック
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粉末だしがついているものを選ぶ
いうまでもありませんが、大事なことです。どこのメーカーのもおいしいです。
煮汁は必要最低限でよい
煮汁が多いと水分をとばすのに時間がかかります。高野豆腐が完全に沈むほどの量の煮汁は必要はありません。粉末だしがついているタイプのものなら、メーカーの指示よりも少なめの水で溶いてみましょう。
強火で煮る
高野豆腐は、大根やかぼちゃのように、時間をかけて煮込まないと味が浸透しない食品ではありません。だし汁が煮詰まって濃くなれば、だし汁をたっぷり含む高野豆腐の味も自動的にちょうどよくなるのです。「水分さえとばせればOK」の気持ちで、強めの火加減でいきましょう。
もし煮汁がなくなった時点でもまだ硬さが気になるなら、皿に移してラップをぴっちりとかけ、電子レンジ500wで 3分ほど加熱しましょう。煮るよりも早く柔らかくなります。
高野豆腐の炒め物という新しいジャンルに、ぜひ挑戦してみてください!