なんで高野豆腐?と思った人に:高野豆腐フリークな私がダイエットレシピブログを始めた理由
はじめまして、井上家の料理番です。
高野豆腐が好きかって? もちろん好きですよ。
今日は、このブログを開設することになったいきさつをお話しますね。
私と高野豆腐
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実家の食卓には、頻繁に高野豆腐が登場していました。
好き嫌いの多かった子どもの頃、テーブルに並んだ料理のなかで一番最初に食べるのは高野豆腐でした。一人暮らしを始めれば、実家から届く仕送りダンボールの底は必ず高野豆腐。新婚の頃「なにか家庭的な料理を作らねば」と考えこんだ末に選んだのも高野豆腐の煮物でした。
今でも、高野豆腐のストックは決して切らしません。サイズ違いで複数種類を常備しています。高野豆腐は私にとってごく日常的な食べ物だったのです。
しかしこの春、そんな私に衝撃を与える異文化遭遇事件が勃発。
高野豆腐は私が考えるよりもずっとマイナーな食べ物だった
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上司A 「井上さん、和歌山出身なんですね。和歌山って何がありますか?」
井上 「白浜とか、パンダとか、高野山とか・・・高野豆腐はよく食べますよ」
上司A・B 「えっ高野豆腐?」
井上 「えっ?」
そう、高野豆腐はどうやら一般家庭では頻繁に食されている物ではないらしい、ということを知りました。
百歩譲って、食べないだけならまだ許しましょう。高野豆腐を「おいしくない」「好きじゃない」という人すらいるというのです。(しかも、割とたくさんいるらしい)
私は、その市民権の低さに衝撃を受けました。
あなたは本当に知っているか、このハイスペックな食べ物を
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高野豆腐は、
- 冷蔵庫に入れずとも何ヶ月も腐らないため、買い物に行けない日が続いても自炊でき、災害時に非常食として応用できる可能性すらある
- 煮ても焼いても食べられるし、その気になればたぶん生で食べても死にはしない
- 元が大豆なので、タンパク質の塊であり栄養豊富
- 癖のない味をしているから、おかずからデザートまで何にでも化ける可能性を秘めている
- 短時間で水戻しできるため、ひじきや切り干し大根のような他の乾物よりも圧倒的に使い勝手が良い
- 根性ある歯ごたえをしているので、よく噛んで食べることができダイエット効果がある
- おいしい(個人的見解)
・・・など、多くの魅力を持っています。
書き出してあらためて思いました。高野豆腐すごすぎじゃないですか?
それなのに、ほとんど食べられておらず、敬遠されてしまっている。これは悲劇です。
高野豆腐をもっと知ってもらいたい!そして、食べてほしい
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私は高野豆腐の素晴らしさを、広く世の中に知らしめたいと思い、高野豆腐の伝道師として活動していくことを決意しました。
高野豆腐が全国の食卓から遠ざけられているのは、きっと何かしら理由があるはずです。
「煮物に飽きた」とか
「煮物以外に使えない」とか
「どう料理していいのかわからない」とか
「地味でおばあちゃんの料理」と思われているとか・・・
そのような悪しきイメージを払拭し、一人でも多くの人に「高野豆腐いいじゃん」と思ってもらえるような記事を書いていきたいと思います。
ついでに、最近めっきり太ってきたアラフォー夫のお腹も凹ませたいので、ダイエット目線でやっていきます。
よろしくお願いします。