全行程6分未満【高野豆腐の湯豆腐】がトロットロですごい
週末からうってかわって、寒い日が続きますね。衣替えが進みません(涙)
こんな寒い日は何か温かいものを・・・ということで今夜は、高野豆腐でつくる湯豆腐にしてみました。絶対に失敗しないコツも発見したので、「既に作ったことあるよ」というあなたも必見です。
脅威のトロットロ。高野豆腐でつくる湯豆腐
「高野豆腐は戻さないといけないから、調理に時間がかかる」
「あのモサモサな食感がどうしても苦手」
さあ、今からそんな固定観念をぶち破りますよ。心の準備はいいですか?
高野豆腐のとろける湯豆腐(土鍋版)
用意するもの:一口サイズの高野豆腐8個、土鍋(小)
- 土鍋に湯400ccを沸かす
- 沸騰したら高野豆腐を投入して蓋を閉め、火を消す
- そのまま4分待つ
この出来上がり! あまりの柔らかさに、豆腐が豆腐としての形態を失いそうです。
脅威のトロットロです。生の豆腐で作る本家の湯豆腐より好きかも。
今日のつけダレは、ポン酢と自家製豆乳ダレの2つを用意しました。
(豆乳ダレ : 無調整豆乳100cc+鶏ガラスープ小さじ1+味噌大さじ1)
せっかくなので感想も調査してみたところ
夫 「まじか。これ高野豆腐なんか。まじか。」
概ね好評でした!
土鍋なんて持ってないわ、という人も安心してください。普通の鍋でもほぼ同じ食感のものができます。
鍋すら出すのがめんどうという時は、電子レンジでやってみましょう。
高野豆腐のとろける湯豆腐(レンジ調理版)
- 高野豆腐を普通に水で戻す
- 戻すのに使った水を捨てて、高野豆腐を耐熱皿に入れぴったりとラップをかける
- レンジ500wで2分チンする(一口サイズ4個の場合)
- 3分蒸らす
レンジから出してみてまだ固いようなら様子をみながら加熱時間を伸ばしてください。
土鍋バージョンの方がよりやわらかくてとろける食感に仕上がりますが、レンジバージョンでもギリギリ及第点です。
ちなみに「レンチンor土鍋がめんどくさい。湯ではダメなのか?」と思ってただお湯に5分漬けてみましたが、こちらは全然ダメでした。残念。
トロットロの湯豆腐に仕上げるために大事なたった一つのこと
それは、「炭酸カリウム(炭酸Kと表記されていることもある)」が使用された高野豆腐を使うことです。
このレシピを何度となく作ってきて、気がついたことがあります。それは、同じ作り方でも、豆腐がトロットロになる時と、トロトロになる時があるということ。
トロットロの時は、箸でつまむと形が崩れてしまう柔らかさで、トロトロの時は、柔らかいながらも、形を保ったまま箸でつまみ上げることができます。些細な違いのようですが、食べてみると、結構違うなって思います。
なぜこんな違いが出てくるのか、原因が知りたくていろいろな製品で実験してみた結果、上記の結論に辿り着きました。
このレシピはお口の中でふわっととろける食感を楽しんでいただきたいので、炭酸カリウムが使用された高野豆腐で作ることを強くおススメします。
※上記の内容は、作者の独自体験に基づくものであるため、炭酸カリウム使用のすべての高野豆腐で必ずトロットロになる保証はできません。すみません。主要な高野豆腐メーカーの製品では実績がありますので大丈夫かと思います。